ダイバーズウォッチという用語の解釈にもよりますが、その機能によることもあればスタイルによる場合もあります。ISO6425の基準ではダイバーズウォッチと呼ぶには20気圧(200メートル)以上の防水機能が必要とされます。ダイバーズ65はISO6425の検査を受けていませんが、1965年に発売したオリジナルダイバーズウォッチのデザインを踏襲しています。防水機能を高くすることは技術的には可能ですが、それによってミッドセンチュリーデザインの独特な魅力を失いかねません。10気圧(100メートル)防水のダイバーズ65は、スノーケリング程度であれば使用に耐えますが、ダイビングにはお勧めしません。スキューバダイビングには最低30気圧(300メートル)の防水機能を持つ、アクイスなどをお勧めします。